銀塩写真からデジタルへ、感材・暗室用品が急激に製造・販売中止、インクジェットプリントが主流となりつつありますが、一方でインクジェットでは表現できない美しいモノクローム写真を自分でプリントしてみたいという方々も増えています。そんな皆様のご要望にもおこたえできるレンタル暗室「カロタイプ」を開設することとなりました。

カロタイプとは、写真術誕生期イギリスの物理学者ウィリアム・ヘンリー・フォックス・タルボットが発明した写真技法で、タルボットが発刊した世界初の写真集「自然の鉛筆」は、カロタイプでつくられています。「カロ」にはギリシャ語源で「美しい」という意味があり、美しい写真をつくるお手伝いをし、皆様にご利用していただきたいと願っています。

写真教室・ギャラリー「カロタイプ」を併設し、作品の制作・展示を通して、写真をつくる面白さ、写真をみる楽しみを追究したいと思っています。暗室講座・講評講座など様々なワークショップを順次開講し、「カロタイプ」を撮影から展示まで皆様と写真について考える場にしてゆきたいと考えています。

写真の表現の原点として、「カロタイプ」をご支援くださるようお願いいたします。

白岡 順